日本古来より栄えた島根県・水の都松江市~シンボル松江城の街で歴史と温泉を堪能する~

今までなかなか訪れる機会がなかった島根県に行ってきました!!
出雲大社や、宍道湖、松江城など、行ったことが無くても観光地がたくさん浮かんできますね♪
今回は「水の都」と呼ばれる松江を中心にご紹介したいと思います!

◆ 「水の都」の象徴、宍道湖

宍道湖は、周囲約45km、全国で7番目に大きい湖で、わずかに塩分を含む汽水湖のため魚種が豊富です。特にシジミ、白魚などの宍道湖七珍は松江を代表する味覚として有名ですね!
そんな宍道湖を全国的な知名度に押し上げたのが、空が茜色に変わる頃から始まる湖上の夕日!!
『日本夕日百選』にも選べれています。遊歩道やテラスも整備されているので、ゆっくりと鑑賞することができます。

これぞ松江のシンボル!!「国宝松江城」

全国に現存する 12 天守の一つで、別名「千鳥城」とも呼ばれています。2015 年 7 月、国宝に指定されました。最上階の望楼まで登ると、松江市街や宍道湖が一望できる絶景が広がります。

どうやって、松江城が国宝となったのか。松江城では松江城天守が完成した年に祈祷に使われたと思われる「祈祷札」が再発見されました。しかし天守外の蔵から見つかり、札にも「松江城天守」と書いてあるわけではありません。天守のものであると証明できれば天守の完成年がわかる大きな発見となります。手がかりを捜索する中で、地階の井戸脇の柱に小さな穴が見つかり、この小さな穴と、祈祷札についた釘穴がなんとぴったり一致しました!この小さな穴が松江城天守国宝化への大きな影響を与えたと言われているそうです。そして、その他にも松江城独自の構法などが認められ国宝に認められたのです。

◆ 工夫がいっぱい!松江城の見どころ

まずは石垣。牛蒡積みと呼ばれ、石の大きな部分を内に、小さな面を表に出して積み上げられています。石組にしてはもっとも頑丈な積み方で、400 年を経ても崩れず現存しています。
そして、鯱(しゃちほこ)は木造のものでは日本最大。高さ約 2m もあります!!近くで見るとほんとに大きい。。
天守内部には、「通し柱」といわれる特徴的な構造があります。全国で同時期に多くの城が築城されていた中で松江城の築城も始まり、木材が不足して為、姫路城の心柱のような大きな柱を作る木が手に入らず心柱を使わない2階分の短い通し柱を配置して天守を支える構造となっています。天守の柱308本の柱のうち96本が通し柱だそうです。

◆ 宍道湖と松江城を臨める大浴場「天然温泉だんだんの湯 御宿野乃」


共立リゾート、ドーミーインチェーンの、ニューオープンのお宿、「天然温泉だんだんの湯 御宿野乃」。
全館畳敷きの和風ホテルです。最上階には宍道湖を望める天然温泉があります!夜にはライトアップされた松江城も♪
お部屋は、デラックスツインに泊まりましたが、ベッドも大きくお部屋も広々です。
クッションや、小物が和柄のアクセントとなり、モダンな和空間といった雰囲気。
朝御飯は、「割子そば」をはじめ、「しじみ汁」「赤天」など地元名物を食べられる他、ズワイガニやいくらなどを乗せ放題の「海鮮丼」もありと、朝から豪華!!!

初めて訪れた松江ですが、水の都と呼ばれる理由がよくわかりました。
松江城のお堀をはじめ、市の中心を流れる京橋川沿いは、夜になれば幻想的な雰囲気に。
次回は島根グルメをメインに旅行に来たいと思います♪

スタッフS

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